PhotoShopのデータ作成方法

仕上がりは印刷機によって異なります。印刷機のクセや傾向がありますので、以前印刷されたデータでも仕上がりは異なる場合があります。
たいていの印刷物は、画像をPhotoShopで加工し、Illustratorでレイアウトして入稿します。

Photoshopだけで入稿されるお客様は、「Photoshopだけでで入稿する場合」をお読みください。

 

入稿可能アプリケーション


PhotoShopCS5を導入しました。

画像が統合されている状態であれば、CS3、CS4でも大丈夫です。
PhotoShopの保存形式は、「.eps」または「.tiff」でお願いします。
必ず、どんな場合でも、画像のレイヤーは統合してください。
絵本の本文ページは、扉と奥付ページ以外は、見開き(2 ページ)でレイアウトしてください。

 

Adobe サイトの「アドビパブリシングソフトウェア関連情報」も参考になります。

初めてデータ入稿をされるお客様は、「絵本レイアウトにチャレンジ」を参考にしてください。

 

 

入稿前にデータ確認を!

間違いデータ入稿ベスト3

  1. 画像を「jpg」形式で保存 →画像が粗くなります。
  2. レイヤーが統合されていない → そのま印刷すると画像や文字が真っ白になります。
  3. 余分な画像をトリミングしていない → 重いデータだと印刷に時間がかかり納期に間に合いません。

入稿データにまちがいがありますと、再度、お客様にデータを作成しなおしてもらいます。作品完成時期は、遅くなりますのでご注意ください。お急ぎのお客様は、間違いのないデータ作成をお願いします。
※家庭用プリンター対応のデータ作成ではなく、印刷機の対応のデータ作成をお願いします。

 

絵本 上製本の表紙の作り方

  • 製本の表紙作成のときは、厚紙を包み込む紙の塗り足しが必要です。また、背の両端7ミリに溝ができますので、レイアウトするときにはご注意ください。
  • 下の見本の矢印線(本文横サイズ-1.5ミリ、本文縦サイズ+5ミリと書いてある部分)までの範囲に表紙イラストや文字をレイアウトしてください。重要な文字などは、5ミリ内側にレイアウトしてください。
  • 上製本絵本の場合、表紙レイアウトには、塗り足しが15~20ミリ(表紙の芯になる厚紙を包見込むため)必要です。
  • 背幅は、ページ数・本文の綴じ方(無線綴じやミシン綴じ)・紙の種類によって変わってきます。作りたい本のページ数や装丁が決まりましたらメールにてお問い合わせください。

※並製本には背タイトルは、つけられません。

横書き・左綴じの絵本

  • 縦書き・右綴じの絵本は、表紙と裏表紙の位置が逆になります。
  • 製本の仕上げ時にレイアウト配置に微調整が必用です。表紙・裏表紙・背を一体化させてフォトショップでつくられると、製本したときに文字や背タイトルの位置がずれることがあります。
  • 「表紙絵」「裏表紙絵」「背」「表紙背景絵」のデータはバラバラにつくって、イラストレーターにレイアウトしてください。

表紙 背タイトルの文字の入れ方

背いっぱいに文字を入れるのではなく、背幅左右1ミリ余裕をもって文字をレイアウトしてください。

背幅が8ミリの場合、文字は6ミリ幅にレイアウトしてください。

この他の注意事項は「Adobe PhotoShopのデータ作成方法」 「Adobe Illustrator でのデータ作成」についてを必ずご確認ください。

この後、 「データ入稿方法」にしたがって、入稿お願いします。

 

Adobe Photoshop 用テンプレートをテンプレートコーナーに用意しています。

 

画像

  • 画像のモードはCMYK にしてください。RGB入稿された場合は、1画像105円(税込み)で当店が代理変換します。
  • 画像のファイル形式は「EPS 」形式か「TIFF」形式でお願いします。
  • 「jpg」「gif」「png」形式では印刷ができません。
  • 「jpg」「gif」「png」形式でしか入稿できない場合、透明背景は利用しないでください。1画像105円(税込み)で当店でデータ変換します。データ変更後、画像の色が変わります。
  • PhotoShopCS2以降で入稿の場合は、保存形式が「.psd」でも可。その場合、レイヤー画像を統合してください。透明背景は利用しないでください。
  • レイヤーが残っていないか確認してください。レイヤーが残っていると印刷エラーがおきます。一つのファイルが5MB を超えるときは、 「.eps」で保存してください。

他の保存形式で入稿された場合は、印刷の色や画質が劣化する場合もございますのであらかじめご了承ください。

 

透明背景について

Photoshop画像の背景を透明にして、Illustratorファイルにリンクさせるお客様は、

クリッピングパスを含む Photoshop EPS ファイルを Illustrator に配置する方法 を必ずご確認ください。

透明背景処理がうまくいっていない場合、違う色がでたり、背景がそのまま印刷されます。

この処理をされていない場合は、当店では、正しい印刷ができず、印刷についての責任はおえません。あらかじめご了承ください。

 

Photoshopデータを背景を透明にしたままの保存は禁止です。

●間違った画像保存方法

×背景を透明のままにして保存

×画像を統合にせず、レイヤーも残ったまま

×保存形式「.psd」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Illustratorでレイアウトすると、キレイに背景処理されていますが

 

実際に印刷すると、透明の部分が黒くなります。

 

●背景や不要な部分をパス化する方法(おすすめの方法)

画像を統合する「レイヤー」→「画像を統合」

Illustratorデータで残したい画像を選択する

左のような、1色で書かれた絵の場合は、

自動選択ツールを選んで

「選択範囲」→「近似値を選択」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウィンドウ」メニューから 「パス」 を選択し、 「パス」パレットを表示します。

「パス」パレットで 「選択範囲から作業用パスを作成」ボタンをクリックします。   

 

「パス」パレットオプションから 「パスを保存 」を選択します。   

 

 「パス」パレットオプションから 「クリッピングパス」 を選択します。   

 

パスのデバイスピクセルを入力。0.2が一般的。

OKをクリック

「ファイル」メニューから 「別名で保存」 を選択します。

セクションから「Photoshop EPS (*.EPS)」を選択し、「保存」 ボタンをクリックします。

下のうな設定にして 「OK」をクリックします。

 

Illustrator を起動

上記のパス保存したPhotoshop画像を配置。「ファイル」メニューから 「配置」を選択します。

 

illustratorを保存して終了。

これで、背景が黒くならずに印刷できます。

Photoshop画像は、「画像配置」にして、画像埋め込みにしないでください。

 

解像度

  • 使用サイズでカラー印刷の場合は300~350dpi 必要です。

PhotoShop 上で解像度の数字だけをあげられても解像度はあがりません。
原画をスキャナーで取込時や撮影時に適正解像度になるように指定してください。

PhotoShopでの解像度の確認方法

 

画像のトリミング

要のない画像余白部分は、「トリミング」してください。
不必要に残っているとデータが重くなり印刷ができくなります。

必要のない部分は、データが重くなってしまうので、「トリミング」します

線の指定

線は0.3pt 以上の太さを指定してください。それより細いラインは保証いたしかねます。
また線の指定に「塗り」がついていないことを確認してください。塗りがあると線は印刷できません。画面上やプリンタで見えていても印刷では線が消えてしまいますのでご注意ください。

 

色の指定

カラー印刷の場合、すべての色はCMYK モードで指定してください。RGB は使用しないでください。
特色(DICカラーなど)で色指定をされた場合は、同じ色に印刷できませんのであらかじめご了承ください。

 

レイヤー画像の統合方法

必ず、レイヤーを残さず、画像は統合してください。 
レイヤーが残っていると、印刷した時にエラーとなり、画像や文字が白くなります。

 

 

画像保存形式


Photoshop EPS形式
(EPSオプション)
プレビュー:Macintosh 8bit(WindowsはTIFF8bitで)
エンコーディング:JPEG(最高品質/低圧縮)
□ハーフトーンスクリーン情報を含める:オフ
□トランスファ関数を含める:オフ
□ポストスクリプトカラー管理:オフ
☆「画像を統合」しないと、このファイル形式は選択できません。

 

原画のスキャニング解像度

  • スキャニングする時に、画像解像度を300~350dpiにしてください。
  • スキャニング後に、解像度の数字だけあげても画質が悪くなります。

解像度72dpi(NG)

解像度350dpi(OK)

データ保存方法

印刷ページ順に保存名をつけてください。
例)1ページ.eps 1.eps
※入稿データが不完全ですと、再度お客様にデータを作り直していただくことになります。

イラストレーターでレイアウトするお客様は、引き続き、イラストレーターデータ作成方法をご覧下さい。

 

フォトショップだけでレイアウト入稿する場合

文字や画像が一緒になっている印刷物はイラストレーターやインデザインなどの編集ソフトを使って入稿していただくのが一般的です。
どうしても、画像ソフトフォトショップだけで入稿される場合は、下記の方法をじっくり読んで、間違いがないようにお願いします。

Adobe Photoshop 用テンプレートをご利用ください。

 

ドキュメントのサイズ
イラストレーターをお持ちのお客様は、フォトショップ加工後の画像はイラストレーターにレイアウトして入稿してください。
画像の大きさは、仕上がりサイズより、上下左右に3ミリ余分に色の塗り足し部分を作成してください。
(仕上がりサイズで作成されますと、裁断したときに白い余白ができます)
例)145ミリ正方形
見開きページは151×296ミリ、1ページは151×151ミリ

 

145ミリ正方形1ページの画像サイズ

  • 画像サイズー縦横の比率を間違えないように作成して下さい。
  • Adobe Photoshop 用テンプレートをご利用ください。規定サイズ以外で絵本を制作される時は、必ず、原寸サイズ(印刷するサイズと同じ大きさ)でデータを作成してください。出力見本をみながら、データの縮小・拡大印刷は当店ではできません。
  • フォトショップではトンボはつけられませんので、こちらで作成します。(フォトショップでデータ作成の場合は、トンボ線はつけないでください!)
  • 塗り足し部分の3ミリは、仕上げのときに裁断されますのでご注意ください。
  • 文字をフォトショップでレイアウトする時には、他のアプリケーションソフトで入力した文字をコピー&ペーストすると画質が悪くなり、文字がキレイに印刷されません。必ず、レイアウトデータ上で文字を入力するようにしてください。
  • フォトショップでレイアウト入稿する場合は、ファイルの保存形式は、「eps」でお願いします。
  • フォトショップのみでレイアウト入稿する場合は、トンボ線は不要です。外しておいてください。当店でトンボ線をつけます。
  • フォトショップのみで入稿される場合、文字がシャープに印字できないこともあります。あらかじめご了承ください。

初めてデータ入稿をされるお客様のための「絵本レイアウトにチャレンジ」もご確認ください。

 

無線綴じご注文のお客様でよくある間違い

見開きで原画を描いているのに、中央部分をわざわざ白くしているのは間違いです。

このようなレイアウトですと、完成したページに白い線が出ます。

のど部分が7ミリみえなくなるからといって、わざわざ白くする必要はございません。
無線綴じでも下のように見開きで原画を描いているときは、のどに白い部分をつくらずに、見開き全体をレイアウトしてください。

 

 

リッチブラックの設定

K100%の黒

リッチブラック K100% C40% M40% Y40%

K100%よりもひきしまってみえます。
細かい部分(文字)などに使われると、ずれの原因になりますのでご注意ください。
濃度オーバーをしすぎないように!
リッチブラックを使われる場合は、C+M+Y+Kの総量が250%以下となるようご指定ください。大量のインキが使われることによって乾きが悪くなり、裏写りの原因にもなります。

 

絵本の著作権について

著作権は、作品を書いた著者(お客様)にあります。印刷した作品はすべてお客様のものです。

 

注意事項

著作権を侵害する恐れがある作品の場合はお断りしております。オリジナル作品に限ります。また、風紀良俗に抵触しない作品に限ります。政治活動、宗教活動の内容はお断り致します。